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KCI 등재
『古今和歌集』의 恋歌와 헤이안문학
Japanese Classic Love Poem of『Kokinwakashyu』and Heian Classic Literature
남이숙
日本文化學報 권 66호 123-145(23pages)
DOI http://dx.doi.org/10.21481/jbunka..66.201508.123
UCI G704-000681.2015..66.011

今回の論稿では、平安文学の中の歌と恋歌の位相、そして、恋歌が平安時代のその他の 文学にどのような影響を及ぼしたのかについて考察した。その結果は以下の通りである。 ・ 恋歌なしに和歌の存続は不可能であり、引き続き恋歌が詠まれたことで『古今和歌集』の 編纂は可能であった。 ・『古今和歌集』の中の恋歌の比重は高く、配列は恋愛の進行のプロセスによる。 ・『古今和歌集』の中の恋歌は、平安時代の日本文学の中で歌人たちの必須教養であ り、後代の勅撰集や散文文学に多大な影響を及ぼしている。 ・『古今和歌集』の編纂の後に『古今和歌六帖』が編纂されたが、この歌集でも恋歌は大 きな比重を占めている。しかし、この歌集のアンソロジー方式は『古今和歌集』の編纂方 針とは違い、『古今和歌集』とともに平安中期のの文学に大きな影響を与えている。 ・ 平安中期以後の作品は『古今和歌集』『古今和歌六帖』などの和歌言語を取り入れ て、登場人物の対話の贈答、内面の心理、高調した感情を表現している。散文だけでは 描写出来なった文学世界を和歌的方法を利用して作り出すのに成功したのである。 よく恋愛は人間精神の自由の表現であるといわれる。文化や文明という概念が精神の自由 の絶頂期に咲く花なら恋愛と文学が流行った平安時代は文化が花開いた時期と言えるだろう。

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