日本語母語話者の友人に対する発話の文末表現を調査し、「男性語」「男性がよく使うとされる表現」「中性語」「女性がよく使うとされる表現」「女性語」「丁寧語」に分類、分析した。その結果、従来の「男性語」「女性語」の分類が現代の若者の文末表現の分類としてほとんど意味がなく、文末表現の違いは性別以上に発話の内容によるところが大きいことがわかった。また、同じ調査を日本に4年以上滞在した韓国人日本語学習者に行ったが、類似した結果が現れた。
1. はじめに 2. 先行研究 3. 調査概要 4. 分析方法 5. アンケート分析 6. 結論 ◀参考文献▶