18.97.14.89
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呼称として使われる「先生」の意味論的記述 -辞書的意味と経験的意味、双方の視点から-
大谷鉄平
일본어문학 vol. 52 17-34(18pages)
UCI I410-ECN-0102-2021-800-000695821

日常語である「先生」の語義について、呼称として用いられる場合に限定し、辞書記述にあるものを俯瞰した後、実際の用例を観察し、さらに類似する呼称「師匠」が用いられた用例との対比を通じ、辞書記述にみられない「説得的な『語り』によるはたらきかけ」という意味特徴の存在を指摘した。また、「一次的ことば」、「二次的ことば」の考え方を援用し、我々の呼称「先生」の使用が、辞書的意味、経験的意味両者の複合によって行われるものだと結論づけた。

1. はじめに
2. 本稿における筆者の立場、および先行研究
3.「先生」の、辞書記述にみられる意味
4. 呼称としての「先生」の、使用実態にみられる意味
5. 辞書的な意味では網羅できない点
6. 結語
◀ 参考文献 ▶
[자료제공 : 네이버학술정보]
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