本硏究では日本で發刊された韓國紹介の旅行雜誌の記事の中で, 食べ物に關する記事だけを選んで, それを資料とし, 材料·料理名, 味·味覺, 調理法, 料理の說明という四つ觀点で韓國料理に使われた語彙について調べた。具體的にはどんな言葉を使い韓國料理を紹介し, それが韓國の食文化とどのようにかかわっており, また日本人が韓國料理についてどのように認知しているかについて考察した。 調査の結果, 韓國の食べ物の中で最も多く紹介されたのは肉類の料理である。それは燒き肉屋が在日韓國人によって經營され, 日本で韓國の料理を知らせ, 廣めるのに大きな役割を果たし, 韓國料理といえば燒き肉を思い浮ぶことが多く, 韓國食といえば肉食文化というイメ一ジが强くなったからである。また, ス一プ料理を樂しむ韓國人の特性を反映し, 鍋類の料理も多く紹介された。 一方, 味·味覺の言葉の中では辛さとおいしさを表す語の頻度が高かった。韓國食といえば辛くておいしいと認知している日本人の特徵がうかがえる。また調理法を表す語の中では燒く, 煮迂むのように肉類と鍋類で多く使われる調理法の言葉が上位を占めた。そのほかに特徵的な言葉としては包む, 卷く, 混ぜるがあげられる。それは野菜の葉の上に燒いた肉またはいろんな食材料を載せて包んで食べたり, 各種ナムルまたは食べ物を混ぜて食べたりする韓國人の食文化と關係がある。 また料理を說明する言葉としては量の多さと種類の多樣性を表す語の頻度が高かった。韓國では料理を注文すれば出る量が日本料理に比べ多く, 一つの料理を注文しても付いてくるおかずの種類が豊かなので, このような言葉が多く使われたと思われる。そのほかに榮養と健康を表す言葉が多く使われ, 日本で健康食, ダイエット食として人氣の高い韓國料理の特徵を表した。