18.97.14.89
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『운포이로하슈』(運步色葉集)에 보이는 2단활용의 1단화현상에 대한 일고찰 -제(諸) 고사전(古辭典) 및 기리시탄(キリシタン)사전과 비교를 중심으로
『運步色葉集』に見られる二段活用の一段化現象についての一考察 -諸古辭書及びキリシタン辭書との比較を中心に
김용균
일본연구 vol. 2 133-150(18pages)
UCI I410-ECN-0102-2012-830-002992288

本稿では室町時代の古辭書のうち、就中一段化例が割と多く現れると同時に本來に州ける辭書の性格、つまり傳統的·規範的であることを考慮する場合、より客觀的推論が可能であるという立場から『運步色葉集』に見られる二段活用の一段化現象について考察して見た。考察方法は本書に州ける全用例を中心にしてその實態と一段化の進行程度、更に全體的傾向を『文明本節用集』をはじめとする、當時の諸古辭書(『瀧田英二藏本頓要集』『伊京集』『宮內廳書陵部藏本撮壤集』『前田尊經閣藏本溫故知新書』『明應5年本節用集』『天正18年本節用集』『饅頭屋本節用集』『黑本本節用集』『易林本節用集』等)とキリシタン辭書(『耶蘇會板落葉集』『日葡辭書』等)との比較·檢討を通して行った。その結果、一段化の全體的傾向として認められる、幾つかの特徵的事實が指摘できたかのように思う。これをまとめると、大略次のようである。①當時の諸古辭書とキリシタン辭書に比べて一段化率(16.7%)が高く、一段化例(38語73例)が多く見られる。②動詞の一段化(16.9%)は助動詞の一段化(0%)より早い。③幸行動詞の一段化例が比較的多く見られる。④動詞の場合、音節數の多少による一段化の遲速差が認められる中で、就中一音節動詞の一段化(60.0%)は二音節動詞以上の一段化(16.4%)より進一步した樣相を見せる。⑤上二段活用動詞の一段化(41.2%)は下二段活用動詞の一段化(14.9%)より早い。このように本書に見られる一段化の全體的傾向の中で、傾向②③④⑤は日本語史的事實と大體一致すると思うが、ここで特に注目を引くのは傾向①と⑤である。傾向①は資料性に問題のある『文明本節用集』を除く、當時の諸古辭書とキリシタン辭書に比べて顯著な優位を見せるとともに單一資料として共時的考察が可能になった結果、室町時代に州ける一段化の全體的傾向を考察する場合、非常に有益であり、傾向⑤は上下二段活用動詞の一段化の遲速差の考察の場合、問題になる當時もまた、上二段活用動詞の一段化は下二段活用動詞の一段化より早いという日本語史的事實を立證する、重要な絲口を提供してくれるからである。今後はこのような結果に基づいて、更に當時の東國語資料及び中央語系抄物類との比較を通して室町時代に州ける二段活用の一段化現象についての全體的考察に重點を置き、よりつっこんだ硏究を進めたいと思う。

[자료제공 : 네이버학술정보]
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