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韓國における「學校統一敎育」の歷史的變遷と課題
고길희
일본근대학연구 vol. 23 191-225(35pages)
UCI I410-ECN-0102-2012-830-002929594

韓國で行われている「統一敎育」は日本人には馴染みの薄い言葉である。これまで拙稿を通して指摘してきたことだが、日本社會では一般的に朝鮮半島の分斷や統一に關する認識が乏しく、それ故、朝鮮半島の平和的統一のための日本の役割を積極的に考えることが困難である。その上、近年日本のマスコミでは韓國と北朝鮮の話題がしばしば取り上げられ、雙方のイメ―ジはあたかも反比例しているかのようにそれぞれ上昇と下降の傾向を見せている。しかし、このように雙方が解離しつつ二極分化した日本人の眼差しは、分斷の痛みを抱えて生きながら平和的統一を願い續けている全コリアンにとって決して歡迎すべきものではない。というのも、朝鮮半島の安定と平和のためには、日本をはじめとする關係諸國の協力と友好關係が極めて重要だからである。しかしながら、日本の學校敎育では、朝鮮半島の分斷·戰爭·休戰といった現代史を學ぶ機會がほとんどないため、朝鮮半島における「一民族·二國家體制」の歷史的意味を深く考えることは困難である。從って、日本の學校敎育では朝鮮半島と日本の現代史を學びつつ、朝鮮半島の分斷の解消が東アジアさらには世界にとってどのような意味を考えることが求められている。そこで、本稿では、韓國の「學校統一敎育」に焦点を當て、第一に、韓國における學校統一敎育の歷史的變遷を槪觀し、第二に、學校統一敎育の敎育內容と靑少年の統一意識を取り上げて考察する。その上で、最後に韓國における學校統一敎育の課題と日本の役割について考えてみたい。

[자료제공 : 네이버학술정보]
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