今まで韓國人大學生と日本人大學生を對象に實施した家庭と學校においての애찰행동の實態を調べ, 對照言語學的な觀点から分析した結果, 全體的には日本人が韓國人より애찰をよくしていることがわかった. また, 韓國人は男女差がそれほどないのに對して, 日本人は女子が男子より絶對的に애찰をよくしていることが確認された. その他の主な內容を要約すれば次のようになる. (1)家庭での애찰행동をみれば, 夜寢る時や朝起きた時, そして食事の前後のような典型的な家庭內での애찰の頻度は日本人が男女ともに壓倒的に高いのに對して, 外出と歸宅のような一時的な時間と空間の移動場面での애찰は韓國人(男子)が相對的に애찰をよくしていることがわかった. (2)家庭內での애찰행동を場面別にみると, 日本人は男女ともに①外出と歸宅の時, ②食事前後と朝起きた時, ③夜寢る時の順に애찰をよくしているのに對して, 韓國人は外出と歸宅の時, 애찰の頻度が相對的に高く, それ以外の場面で は似ている傾向を見せている. (3)學校での애찰も韓日ともに男子より女子のほうが애찰をよくしており, 特に親しい敎授に對しては女子の애찰빈도が男子より壓倒的に高くなっている.また, 韓日比較では男女ともに韓國人が日本人より絶對的に애찰をよくしていて恩師に對する尊敬意識はまだ韓國人が遙かに强いことがわかった. (4)親しい敎授に對する애찰の形態をみると, 男女ともにだいたい애찰の言葉を言いながら애찰している. しかし,言葉は言わずに會釋だけ애찰すると答えた比率が男子が女子より2倍近くなって애찰の形態においても男女差をよく見せている. (5)別れる時の애찰언엽においても韓國人は男女ともに"ジャルガ(잘가)" が壓倒的に多く, その他は"ネイルボジャ(내일보자)" "アンニョン(안녕)" の順になっているが, 日本人の男子は"じゃね", 女子は"バイバイ" が最も多くなって明確な男女差を見せている.