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18.97.14.84
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일본 전후 여류 문학의 양상 - 하야시 후미코 (林芙美子)의 『 부운 (浮雲) 』 를 중심으로 -
A Review on the Aspects of Japanese Woman Literature after the World War Two - especially on the Uki-Kumo of Hayashi Fumiko -
최연(Yeon Choi)
일어일문학연구 vol. 28 319-345(27pages)
UCI I410-ECN-0102-2009-730-006474403

女流文學を女流文學として考察, 論評するということは女流文學のもつ色色の面や問題を考え, 評價することであり, そこに女流文學の可能性, 豊かさを見ることもできるのである. たんに男性作家の文學と比較し, 評價するだけでは女流文學の構造 · 意義 · 特色さ發見することはむずかしいのである. 文學といえば男性作家のそれが中心に語られる日本の現實の中で, このような女流文學の特徵に注目することはそれだけでも意義あることである. つまり男性作家の文學を觀る見方から離れて女流文學を考察·評價することが必要であり, そのことが逆に男性文學中心の文學史觀の中に女流文學を正しく位置づけることにつながるものであると思う. こういう点に基づいて本論文では現代の女流文學の樣相を深って見て, 戰後宮本百合子と共に第一線作家として活躍した林芙美子の晩年の代表作「浮雲』(1949∼1951)の文學史的意義を考察した. 「浮雲」の評價については出世作『放浪記』以後の作品の集大成だと觀る見方が定着しているが, 特に敗戰文學として高い評價を受けている. 例えば平林たい子は『浮雲』を「この小說こそ敗戰日本の崩壞精神のありところを深った敗戰小說の名に値する小說である. この小說 一つを書いただけでも彼女はこの世に生まれ出た甲斐はあった」と好評していて, 又大久保典夫が「およそこの長篇小說ぐらい敗戰日本人の虛無感と當時の混亂した世相を浮き彫りにした作品もない」と絶讚しているように, 正かにこの作品は戰後の混亂した現實を離れては成立出來なかった. 戰後時代を背景にして敗戰の崩壞精神の虛無が主人公富岡によって立派に形象化されている. 又女主人公のゆき子に焦点を合わせれば肅然な女の人生が鮮やかに現われている. 今後の課題は林芙美子獨特の文藝觀でもって日本社會を構軸に, 男女の愛憎を縱軸にして戰後の日本の現實を完壁に描き出した『浮雲』に對する戰後文學史における再照明が要請されるぺきだと思うのである.

[자료제공 : 네이버학술정보]
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